Category BlogPosted on 2月 26, 20222月 26, 2022ロシアへ祈りの橋をかける 昨年からご縁をいただいて、ロシアの美術館・博物館に作品を展示する機会に恵まれました。それ故、先日からのウクライナ情勢については、他人事とは思えず心を痛める日々です。 アーティストのスタンスとして、反戦ならロシアから作品を引き上げる選択肢もあります。 しかし、自分が撮った祈りの写真が、今、ロシアにあるということは、何かとてつもない意味を持っているのではないか、と思い始めているところです…
Category BlogPosted on 11月 9, 202111月 10, 2021五箇山・悠久紙 先日、富山の五箇山にある悠久紙を取材に訪れました。五箇山は岐阜の白川郷と共に世界遺産に登録されている場所です。 悠久紙を作る宮本さんは、和紙の原料である楮(こうぞ)とトトロアオイを自家栽培して和紙を漉き続けている職人です。全…
Category BlogPosted on 10月 10, 202110月 10, 2021撮るもの撮らされるもの 映像・写真には「撮るもの」と「撮らされるもの」がある。 前者は自分が撮りたいという意志を持って撮るもので、自我とのせめぎ合いになる。後者は何かに導かれ、撮らされてしまうもので、無我の境地にある。何に導かれているのか、と問われれば、大…